今回は「投資信託の出口戦略とは?積立資産の引き出し方を解説」についてお伝えしていきます。

投資信託などの積立は、いつ、どうやってやめればいいんだろう?
こんな悩みを解決していきます。
- 積立資産の出口戦略がわかる
- おすすめな切り崩し方がわかる
ぜひ最後までご覧ください。
【1】出口戦略とは?
出口戦略とは何かというと、投資信託で貯まったお金を、同計画的に引き落としていくかという戦略です。
この出口戦略が優秀であれば、資産の寿命が長く続くので、知っておいて損はない知識です。
【2】投資信託の出口戦略3選
出口戦略は3つの種類があるので、それぞれ解説していきます。
(1)分散して切り崩す
まず、基本中の基本ですが、毎月積み立てるのと同じように、毎月切り崩し続けるという、時間分散させる方法です。
一気に全額売ってしまうのは、これから資産が増えていくであろう可能性も、すべて潰してしまうことになります。
時間分散させて切り崩すのが基本です。
(2)定率で切り崩す
時間分散させて切り崩すやり方の中でも2種類あって、ひとつめは定率で切り崩し続けることです。
例えば1,000万円溜まったのなら、そのうちの5%を切り崩し続けるというやり方です。
そうすれば、残りの95%は再度運用され、長期運用すれば、増える可能性が高いでしょう。
(3)定額で切り崩す
次は、定額で切り崩し続ける方法てす。
さきほどは%でしたが、今回は、毎月10万ずつ切り崩し続けるという、定額なやり方です。
こちらも定率と同じように、残りの資産が勝手に働いてくれるので、資産が長持ちします。
【3】オススメは定率で切り崩す
では、どんなやり方が一番良いのかというと、ぼくは4%という定率で切り崩すやり方をオススメします。
理由や内容を解説していきます。
(1)4%ルールとは?
4%ルールは何かというと、投資信託は基本5〜7%くらいで平均して運用されます。
これは、大暴落や大暴騰も含め、平均するとだいたいそのくらいの運用結果となります。
そこで、税金分や、手数料を引いた4%で切り崩し続ければ、資産は減らないよというルールです。
(2)なぜ資産が減らないのか
なぜ資産が減らないかと言うと、100万の4%は4万ですよね。
96万になっても、また運用して100万になるので、理論上は資産がなくならないという仕組みです。
なので、4%ルールという出口戦略を活用すれば、一生資産は減らず、引き出し続けることが可能になるのでオススメです。
【4】さいごに
さいごに「投資信託の出口戦略とは?積立資産の引き出し方を解説」おさらいです。
- 出口戦略というのは、投資信託のやめ方を計画的に行うこと
- 出口戦略は3種類ある
- 1つ目は、一気に売るのではなく、分散して売却していく方法
- 2つ目は、定率で引き出し続ける方法
- 3つ目は、定額で引き出し続ける方法
- この中でも定率で引き出し続ける方法が一番寿命が長くなる
- 4%で引き出し続ければ一生資産はなくならない
- 投信は平均5%で運用され、手数料や税金を抜いた4%ならなくならないという仕組み
4%ルールを活用すれば、積立資産は減ることなく一生運用し続けることができるので、ぜひ目指してみましょう。
まだ投資信託を始めできない方は、以下のリンクを使えば超カンタンに投資信託を始められるので、まだな方は早くやりましょう。
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